アーユルヴェーダ〜白湯ガン予防🍋

先日突然母に、白湯(さゆ)を飲んでる?と聞かれました。

いきなりどうしたの?と聞いたら、WeChat(中国版のLINEのようなもの)のニュースで、「ガン予防には白湯を飲むといい」というのを観たそうです。
その動画では、中国人の女性のお医者さんが、なぜ白湯がガンに効くのかを説明していて、その原理はインドのアーユルヴェーダから伝わったとはっきり仰っていました。

母の質問に対し、もちろん飲んでるよと私は答えました。
実は、数年前から私自身もアーユルヴェーダのライフスタイルをし始め、一番最初に実践したのは習慣的に白湯を飲むことでした。
生徒さんで何年も実践している方もいます。
アーユルヴェーダから伝わったと聞いて、なるほど、やっぱりアーユルヴェーダの力を感じました!

アーユルヴェーダの中で、白湯を飲むことは、健康維持と増進、そして治療法としてもよく知られています。
やはりお水は毎日飲むものですね。
毎日飲むお水をちょっとだけ工夫して飲むことで、全然違う効果が生まれます。
お金も使わず身近なもので健康になれるなんてなんて素晴らしいこと、お得な気分にもなりますね!

さて、今回話題にあがった、なぜ白湯がガン予防できるのか、からお話をしたいと思います。

どうして現代人ががんになりやすいのか、それは様々な原因がありますが、基礎体温が低いことも大きな要因の一つにあります。

人体の体温が35℃の時が、がん細胞にとって一番繁殖が活発になる体温です。
一方、体温が39.6℃以上になると、がん細胞全て死んでしまいます。

1990年アメリカで、肺炎で起こした高熱によって、がんを治癒したというデータがあります。
つまり、熱はがんの大敵です。
がんというのは、全身に発生しうる病気ですが、心臓、脾臓、小腸はがんになりにくいです。
なぜならこの三つの臓器が、高温の臓器だからです。

皆さん熱になるのは怖いですが、実は基礎体温が1℃上がると、免疫力が5〜6倍に増進されます。
一方で、体が冷えている状態ですと、血液循環が悪くなり、細胞代謝は12%減り、免疫力が約30%減ります。

なので体をポカポカの暖かい状態に保つことは、ガン予防の一番有効な手段だと言っても過言ではないでしょう。

最後に、白湯を飲むのは、一見簡単そうですが、以下4つのポイントで白湯のデトックス法をご紹介したいと思います。

1.
朝起きてから、まず白湯を一杯飲みます。
熱すぎず、飲みやすい温度にした白湯で体内臓器を温め、体内老廃物を溶かし排出し、リフレッシュをして爽やかな一日のスタートをします。

2.
一日に飲む白湯の量は、1.2L〜1.5Lにしましょう。大体コップ5杯位で適量が大事です。
白湯は副作用がないですが、たくさん飲みすぎると、余計な水分が体内に溜まり、新陳代謝が悪くなり、かえって体を冷やす体質になってしまうため気をつけましょう。またむくみの原因にもなります。

3.
飲む時は少しずつ飲むこと。
一気に飲むのではなく、毎回コップ半分の量を少しずつゆっくり飲んで、1〜2時間おきに一回飲むようにします。

4.
お風呂の後、白湯を飲んで、流れ出た水分を補充すること。
お風呂が上がって冷たい水を飲む方も少なくないと思いますが、せっかく温まった体で冷たい水を飲むと、また冷えてしまい勿体ないですね。白湯を飲んで水分補充と同時にポカポカの体を維持し、冷え性の改善にも効果があります。

以上4つの方法は、アーユルヴェーダの教えで、白湯を飲むことや、今回ご紹介は出来ませんでしたが、白胡麻油で身体をマッサージすることなど、身体を暖かくさせる同じ原理があります。

皆さん、是非実践してみてくださいね(^o^)v
ご質問など問い合わせフォームにて受付けております。

Kon(^_-)-☆

(ポカポカモーニング白湯)
レモン白湯は私の最愛🍋

(鎌倉野菜10品目サラダw白湯)