春の過ごし方、お待たせ致しました^^
春になってから、私が感じた体調の変化は、眠い、冷え、代謝が遅い、鼻の違和感(詰りやすい)、声を出しづらいなどがありますが、皆さんはどう過ごされているのかなと思いました。
最近のレッスンでも、よく「皆さんは眠くないですか?私は眠いです」と言いながら、笑わせてしまっています。こんなに色んな症状があるから、対策方法を見つけないとと思い、今回春について記事を書きたいと思います。
当初書き始めたのは、この「春の過ごし方〜クミンティー」でしたが、なぜか春について深く考え込んでしまい、孟浩然の「春暁」から、春眠の本当の理由、春のアーユルヴェーダまで、頭の中が春でいっぱいで、春のテーマがどんどん大きくなってしまいました…
クミン茶の作り方は簡単だしすぐやるから、大丈夫大丈夫と思いながら、春風で桜の花びらと共に飛び立っていた私の頭の思考が、どこまでも止まらず飛んで飛んで飛んで…鎌倉の空に自由自在に旋回している鳶たちのように、やっと何週か飛び回って、やっと最初の原点に戻ってきました笑笑。
では、今回は、春をスムーズに過ごせる方法の一つとして、クミンティーを紹介させて頂きます。まずクミンとは、スパイスの一種で、インドのカレーや料理の調味料としてよく使われています。クミンの効果効能については様々あります。
1.消化力アップ クミンティー(食後)
2.便秘改善 クミンティー(積極的に飲む)
3.血圧と心拍数を整える クミンティー(朝の空腹時)
4.がん予防 クミンティー、クミン入りの食事(時々とる)
5.貧血改善(鉄分) クミンティー、クミン入りの食事(毎日とる)
6.風邪や喘息を和らげる クミンティーに生姜を加えてクミン生姜ティー(風邪の時、頻繁に飲む)
などなど…
とにかく、セリ科にアレルギーを持つ方じゃなければ、この春にはクミンティーを積極的にとるといいですね。
前回紹介したカパの性質が増大する春には、重い、だるさ、消化力低下、胃の張り感、冷えによる便秘、花粉症など、スパイスのクミンを積極的にとることで、体の内側から刺激し胃腸機能を活発化させ、気と血と水の巡りもよくなり、元気が出ます。
そして、クミンティーの作り方はとても簡単で、味も香りもよく、ぜひ気軽に試してみるとその良さがすぐ分かるので、意外と病みつきになるかもしれません。
作り方
[材料]
クミン・1スプーン
水・適当(コップ1杯分)
[過程]
1.クミンを鍋に入れる
2、火をつけて鍋が熱くなってくると、クミンがパチパチと音を出して、香りが一気に強くなってくる。色もだんだん濃くなってくる。焦げないように弱火にしても良い。パチパチとした音が収まり、美味しい香りのピークを迎える。
3、水を入れて沸騰させる。濃い味がお好みであればコップ一杯、薄めをお好みの方はやや多めの水を入れてもいい。
4、沸騰したら、すぐ火を止めてもいいし、しばらく沸騰させてもいい。そうすると、白湯作りのポイントと同様に、外の空気(風)と触れさせ、大きな泡が出て、トリドーシャの要素が全部入る。そして、クミンの強い香りがどんどん出てきて、そばにいるだけで鼻からクミンの気が入り、脳がスッキリし心臓も気持ちいい感覚がすぐに味わえる。
5、火を止め、完成。好きなティーポットに入れて、クミンティータイム♡
(カレー粉の野菜シーフード炒めと焼きサバ、キティが喜んでくれた🐾ლ(´ڡ`ლ)
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中国で、クミンがポピュラーな調味料の一つとして、お料理によく使われています。中でも、ラム肉のお料理によく利用され、独特の風味がラム肉と相性がいいことと、お肉の臭みを消してくれる効果があります。
私はベジタリアンで肉を食べない(実は食べる必要がないと感じているから)のですが、肉の持つ美味しさと皆さん肉が好きという気持ちは分かります。もしラム肉がお好きな方は、ぜひクミンを入れてみて下さいww そして生命を頂く有り難さと感謝の気持ちを込めながら召し上がって下さいね♡