アーユルヴェーダ〜最高のオイル、ギー(Ghee)とは?

皆さん、こんにちは!
本日のアーユルヴェーダでは、最高のオイルであるギーを紹介したいと思います。

アーユルヴェーダにご興味をお持ちの方は、ギーをご存じでしょうか?
インド医学のアーユルヴェーダでは、ギーは最高のオイルと言われ、食用だけではなく、治療用もよく使われています。
最もエネルギーの高いオイルだそうです。

・ギーとは

英語でGhee、バターオイルの一種で乳脂肪製品です。原料は牛、水牛、ヤギのミルクです。ミルクを沸騰させて煮沸殺菌し、乳酸発酵させます。そうするとまずは発酵無塩バター(インドでは「マカーン」と言います)が完成します。その「マカーン」をじっくり煮込み、不純物(水やタンパク質)を除去し、純粋なオイルギーが誕生します。

生産過程としては、ミルク>発酵無塩バター>ギー

・効果

アメリカでもっとも健康な食品50選にも選ばれ、近年、ギーダイエットや美肌などのブームを起こし、よく知られるようになってきましたが、ギーの効果効能はそれだけではないです。

「記憶力、知性、消化力、精力をアップし、毒、疲労、不幸、発熱を除去し、全ての油脂類の中で最も優れたものである。味は甘味、薬力は冷性、消化後の味は無数である。ギーは1000の使い道があり、1000の効果がある」

「視力の強化、怪我、ダイエット、老人、子供、衰弱の人、延命、受精、若返り、消化力・活力・記憶力・知恵・燃焼力・理性・感覚機能の力を求める人、外傷・火傷によって苦しんでいる人に良い」

と聖典『チャラカ・サンヒター1:27』書かれています。

含まれる栄養素としては、

  • 中鎖脂肪酸
  • 短鎖脂肪酸
  • 共役リノール酸
  • ビタミンA
  • ビタミンE

その著しい効果としては、

①コレステロールのコントロール(善玉コレステロール(HDL)を上げ、悪玉コレステロール(LDL)を下げること)
②心臓病の予防
③デトックス効果(体内の血管、リンパ管、腸管などにこびりついている毒素をはがれやすい状態にしてくれる)
④脂肪分解・燃焼、ダイエット(共役リノール酸、中鎖脂肪酸、短鎖脂肪酸)
⑤アンチエイジング(抗酸化作用のビタミンAとE)
⑥目の疲れを改善する
⑦クーリング作用で火傷に効果

などなど

・使い方

単純に油だから、料理用のオイルとしても使えるので、サラダなどにかけても風味が抜群で美味しいです。
ホットミルクや豆乳、コーヒーに入れることで、食事の代わりに満足感も得られるので、我慢せずにダイエットができます。
また、アンチエイジング効果もあるので、直接お肌に塗ってマッサージし、あとは洗い流し、いつも通りのお手入れをしても乾燥せずに美肌になります。

(Hello Kitty w Gheeヽ(^o^)丿

(豆乳ギー♡入眠前の至福の瞬間(^。^)

(My brunch w Ghee♡)